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2011/02/01

小さな「っ」のお話

きょう、待合せの時間潰しに
紀伊國屋書店をぶらぶらっと歩いていたら
素敵な本と出会いました。


三修社発行
『小さなつが消えた日』

言葉の妖精たちの五十音村にすむ
小さな「っ」とその他の55文字の物語です。



ある日

「誰が一番偉いかはわからないけど、誰が一番偉くないかは知ってるぞ。
 それは小さい“っ”さ。だって、彼は音を出さないからな。
 そんなの文字でも何でもないさ」

といわれた、小さな「っ」 そして、

 —文字として資格がないなら、この世に僕のいる場所もないんじゃないかなぁ?
 —役立たずの僕が消えて、誰がさびしがる?

家出をします。

でも小さな「っ」がいないと
言葉は全く違う意味になり、コミュニケーションもうまくいかず。伝えたいことも伝わらない。

シンプルなストーリーで
巧みな言葉遊び
家出をした「っ」の冒険
その他の文字達の慌てぶりを
おもしろく読み、そして
小さな存在の大切な何かを考えさせてくれる本だなぁ。

この本の作者は、ステファノ・フォン・ローさんというドイツの方。
「っ」を主人公にした、言葉の物語が
外国のによって書かれているなんて、びっくりです。

この本は2006年に初版がでて絶版になったようですが
改めて加筆されて2008年11月に復刊しています。
現在は第2刷り。人気があるんですね。

もし本屋さんで見付けたら、ちょっと読んでみてください。

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