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2011/09/13

禅語

『禅語 zengo』
石井ゆかり/パイ・インターナショナル

禅語とは
禅師が修行僧に公案を問いかけ、それに答えるという禅問答が大半を占め
禅寺や茶室にかかる仏教や漢詩の一節で、禅の心や悟りの境地を表したものだそうです。

その禅語から『筋トレ』の石井ゆかりさんが書き起こしたエッセイ。

茶道も禅も知らない私というひとりの人間が仏教の言葉にでくわした時
いったいどんなことを考えたのか、というのがこの本の中身である。
…中略
あまたある仏教の書、禅語の本は、僧侶や研究者が記した「教え」だが、
この本はそうではない。
私は教える側ではなく、教わる側、考える側としてこの本を書いた。

と前書きに書かれていますが

石井ゆかりさんが「こういうことかな?」と想像した
禅語の短い一節に表された意味が

「ああ、分かる分かる」というシンパシーと共にストーンと
心の深い所に落ちていきます。

含意に包まれた禅語の教えが、日常のシーンに結びつき
禅語の世界に親しみと取付きやすさを感じさせてくれます。

さすが…

この本は頭から読むのではなく、なんとなく手元において
開いたページを何気なく読むというスタイルが似あっている。

だから、そんな読み方をしています。

きょう開いたページの禅語

“好雪 片々不落別処”
降りしきる雪をテーマにした悟りの世界を
石井さん独特の語りがひも解きます。

私たちはたぶん、雪のひとひらひとひらのように
自分の重みと風の流れに沿って、
自然にあるべきところにたどりつおているのではないだろうか。
先日のインディアンにも通じますね。

「すべては正しい時に正しい場所で起こる」

重心をかけるところがぶれなければ、きっと行くべきところに行きつくと。
そんな感じでしょうか。











2011/09/12

八月十五夜


中秋の名月

月のまわりを囲む雲も
月明かりを受けて銀色に輝いています。


月に昇る香り

Rhododendron anthopogon
Santalum album
Chamaecyparis obtusa

シャクナゲ サンダルウッド 檜の葉



2011/09/11

灯を点す


6ヶ月前。
あの日私は、渋谷の混乱の中で
当たり前と思っていた事があっけなく壊れる恐怖を感じました。

6ヶ月が経って

いま私の周りをとりまくこの世界が
とても脆くて微妙なバランスの上になりたっているのを
そして大切なものであることを
日々感じながら暮しています。


毎日接している世界は盤石ではない。
破壊の後に再生を繰返し
ほころびを修繕し、あちこちを修理しながら
継続させるもの。

そんな意識や意志が必要なのだろうと感じます。
恐怖や不安ではなく楽観を傍らにおいて。

Pray for Japan, Pray for People, Pray for Future... Pray for Earth.


にほんのろうそくプロジェクト







2011/09/06

お兄ちゃん

ベビーに引続き
またもお兄ちゃんが来てくれました。

やあ!きょうは腹ぺこなんだ

しかも今回は
窓の向こうを縦横無尽に
動きまわって

灯に寄ってくる小虫を
ぱくりぱくり

長い時間楽しませてくれました。

お兄ちゃんはなかなかの狩人です(笑)

ちょっと離れた所にいる虫も
素早く動いてパクッ
逃しません。

やるねぇ、お兄ちゃん。






わが家の周辺は住宅街です。
ですが、比較的緑が多いので、虫やトカゲやお兄ちゃんの仲間も蛇も居ます。

好き嫌いは別に
こうした生き物が何気なくすぐ傍に居る。
姿を見るたびにほっとして、うれしくなります。

今回はお兄ちゃんの勇姿を動画で録画。
またの機会にご紹介しようかな?





2011/09/05

風の音を聞きながら…

昨日のこと。

朝から一日、とても強い風。
外で吹き荒れる風の音を聞きながら、一冊の本を読みました。

『自分を信じて生きる インディアンの方法』
松木 正著/小学館
約10年前に出版されて
その時、誰かに勧められた記憶があるのですが、たぶん聞き流してしまっていたのです。

少し前、Amazonで資料を探していた時に
なぜか検索に引っかかってきて「ん?」と記憶をプッシュされポチリました(笑)

著者の松木さんは20歳代の後半に渡米して
ラコタ族(スー族)の人々と出会い、彼らとの暮しを通じて出会った
地球に生きるネイティブとしての在り方をこの本を通じて伝えています。

「すべては正しい時に正しい場所で起こる」

「自分のハートがよし!と言ったことに、ひとは決して後悔しない」

「執着しなければ、ものも人も、必要な場所へとめぐっていく」

「今、ここという瞬間に、幸せになる種や元気になる種が落ちている」

短いエピソードの中で語られるインディアンの深くて自然な生き方や考え方。
ひとつひとつがすとーんと心の余白にしみ込んで。

矛盾や葛藤もすべて受け入れて、白黒つけない。
自然とつながり、季節とつながり、人とつながる。
自分を解き放ってあるがままでいいんだね。

とても大きな解放感。