ページ

2012/06/27

薔薇

台風でやられてしまった薔薇ですが
ジャンヌダルクとブラザーカドフェルが咲きました。


戦う乙女と治療者。


2012/05/05

月光浴



電灯を消し、小さな蝋燭を傍らに置いて

大きな満月を眺め、月の光を感じてみる。

月の光が作る影は、昼の影よりももっと濃く

奥行きの際立った立体的な世界を見せるような気がします。

満月の意味はいろいろあるのでしょうが

月の光の下で過ごしていると

視覚や嗅覚や聴覚や触覚のいつもは眠っている領域が開く感覚を覚えます。



きょう選んだ、月光浴の香りは

シャクナゲ Rhododendoron anthopago
月桂樹 Laurus nobilis
マートル Myrtus communis

甘くて鼻の奥が少しツンとするスパイシーな花の香りです。
そして、どこかエキゾチックな香りです。






2012/04/23

幻の桜



いつも散歩に行く里山。
そこの畑の菜の花の丈がずいぶん伸びてきました。
先日までは、兆しのように春を感じていたのに早いものです。

昨日、里山の木立を歩いていたら
突然桜の花びらが地一面に広がっている光景に出会いました。

どこから来た花びらなのか…

見上げると新緑の若葉を透かして
名残の桜の花が、ひらひらと
一枚、二枚と花びらを散らしていて

咲き誇っていた時は
その下を歩いていても気がつかなかった

幻のような桜。

一面の桜色の絨毯に
名残を惜しむようにくるくると
ただよいながら落ちる花びら

美しい風景でした。

2012/04/19

橋流水不流

橋は流れて水は流れず

石井ゆかりさんの『禅語 zengo』をひたいたページにあった一節。

元の出典。
“空手把鋤頭 歩行騎水牛 人従橋上過 橋流水不流” 
空手にして鋤頭を把り、歩行して水牛に騎る
人橋上より過ぎれば、橋は流れて水は流れず

意識をすると難しい。
でも、散歩の時に、頭を空っぽにして
ひたすらまわりの景色に同調していると
歩いていることさえ忘れてしまう…

「あれ、いつの間に」という瞬間に気がつく時があります。

無心は、遠いようでいて、案外近い。


春の散歩で思ったこと。

2012/04/08

満月、桜、初GECKO

昨日は満月。

その満月の絶好のタイミングで
フェイシャルトリートメントを受けました。

温かい手の優しいタッチで
滞っていたものをスッキリと流してもらって

こころなしかフェイスラインがキリッ!
としたように感じがします(笑)

おかげで、昨晩はいつもより1時間早く就寝

充実した睡眠の中で、大きなムーンストーンのような満月を夢にみて

けさは一時間遅く、すっきりと目覚めました。


素晴らしい。


気分好く、桜を求めて近くの里山まで早朝散歩に。

桜も菜の花も見頃はもう少し先日なたの桜はそろそろ満開

のんびり、てくてくと
歩いて、歩いて、歩き回って
気がつくと二時間近く経っていました。

満開の桃と三分咲の桜

里山はいつの間にか春でした。




そして、わがベランダにはこんな子が登場。


頭からしっぽまでいれても3cm足らずの
ヤモリのベビーです。

たたんであった日除けシートを持ち上げたら、ポトンと落ちてきました。
シートの間でどうやらぐっすり寝ていた模様(^_^;)
そのまま隠れもしないでボーッ。

あのお兄ちゃんの子供かしら?

しっかり育ってくださいね。






2012/03/29

ブラザー・カドフェル

Brother Cadfael's Herb Garden
- An Illustrated Companion to Medieval Plants and their Uses -

故エリス・ピーターズ女史の歴史ミステリー
『修道士カドフェル』シリーズに登場するハーブを網羅したマニアックな本。

An Illustrated Companion to Medieval Plants and their Uses

とあるとおり、物語に登場するハーブや薬草を網羅した
12世紀前半中世の使用方法
治療や手当て・料理・家事など生活全般に及ぶ解説です。

辞書と参考書とインターネットにおおいにお世話になりながら
こつこつとのろのろと読んでいます。

わたしにとってはとても高いハードルですが
その向こうに広がるのは
前庭や裏庭、生け垣や木立、道端や森の豊かな恵み。
手の届くところにある自然から必要なものをみつけて
必要な時にそこから必要な分をとってきて使う
季節と自然とともにある生活。

なんてすばらしい♡ そんなところに住みたい♡


ところで元々のミステリー小説 修道士カドフェルシリーズ

カドフェルは元十字軍兵士という
得意な経歴をもった修道士として描かれています。

16歳で十字軍参加の呼びかけに応え
故郷を飛びだし初老に達するまで
東方の戦地を巡って兵士や船長として波乱に満ちた経験を送り
そして一転
誓願を立て祈りと禁欲の静かな生活に入る人物です。

修道院では日々の大部分を薬草園で過ごし
東方で集めた薬草の栽培、収穫した薬草の製剤
修道院や施療院での治療に費やしています。

そして、時折起こる事件を
修道士らしからぬ大胆さで解決に導きます。
キャリアは捨てても
ふたつの異なる人生がカドフェルの中では見事に統合されている。

そのカドフェルの人間性がこのシリーズの魅力です。

作者のエリス・ピーターズ女史は1913年生まれ。
残念ながら、1995年に八十二歳で無くなりました。

二十歳の時から二十七歳まで科学者の助手、そして薬剤師として働き
二十三歳の時に歴史小説を発表して小説家としてデビュー。
第二次大戦では海軍婦人部隊の一員として従軍
というアクティブな経歴の持ち主です。
この経歴から見るかぎり
ブラザー・カドフェルは女史の
経験から肉付けされたキャラクターと思われます。


2012/03/06

花粉症のためのブレンドハーブ

前回の更新から時間空き過ぎヾ(;´▽`A``反省。

前回の「そろそろ…花粉の備え」に登場した
花粉症のマイガーディアンブレンド。

ジャン!

こんな感じのハーブミックスです。
地味で、苦そうな感じ…、実際、苦いです(笑)

基本のブレンド
  • ネトル(Urtica dioica)ひとつまみ
  • ダンディライオンルート(Taraxacum officinalis)テーブルスプーン1杯
  • アーティチョーク(Cynara scolymus)ひとつまみ
  • ホーステール(Equisetum arvense)ひとつまみ
  • クミスクチン(Orthosiphon spicatus)ひとつまみ
  • そしてペパーミント(Mentha piperita)テーブルスプーン1杯

ネトル、和名は西洋イラクサ。
量は少ないですが、このハーブがこのブレンドの主役。
アンデルセンの童話「白鳥の王子」に登場する
エリサ姫が呪いを解くために編み上げる上着の材料となった棘のあるハーブ。
イラクサは昔から浄血と造血のハーブといわれ体質の改善などに用いられています。
意味深ですね。

ダンディライオンとアーティチョークは解毒器官肝臓のサポート。

ホーステールとクミスクチンは利尿ハーブ。

ペパーミントは苦さを緩和して飲みやすくするため。

ブレンドのテーマは浄血して、解毒して、排出する。そしてちょっと美味しく、文字通り(笑)

今年はさほどでもなさそうですが
3月に入ると、花粉も本格的に飛び交い始めます。

のどの違和感や鼻にあぶない兆候を感じた時には
基本のブレンドに甘い香りと味のエルダーフラワーをプラスします。
エルダーフラワーはくしゃみ・鼻水などを和らげる抗カタル作用のハーブ。


朝起きた時のお天気の感じや、体調や身体の感覚に合わせて
ちょっとずつブレンドを変えたり、別なものを加えたりそんな調整をします。

一日分のハーブティーはだいたい500mL〜600mL。
ハーブミックスに沸騰したての熱湯を注ぎ5分〜10分
たっぷり時間をかけて抽出します。
時間をかけるのは
ダンディライオンの根、クミスクチンの茎など固い部分が入っているため。
十分に成分がでるように。

おかげさまで、今年も大丈夫そう。

*************************************************************************************
ハーブのケアは、お薬の治療とは違うので誰にでも効果があるとは言えません。
治療を受けるべき時はちゃんと治療をし、その補完として使っていくということが大切です。
お医者さまの治療を受けている場合には
ご相談して、問題がないことを確認してから使用するようにしてください。

☆注意☆ メディカルハーブ安全性ハンドブックより
ダンディライオンは胆道閉鎖・胆嚢炎・腸閉塞の場合使用してはいけないハーブです。
ホーステール(スギナ)は心臓・腎臓に問題がある場合には使用してはいけないハーブです。




2012/01/24

そろそろ…花粉の備え

あれれっという間に1月も残すところ一週間。
時間の経つのが早くはないですか?



時間の許すかぎり冷えた空気の中の森林浴、気持ちの良い時間です。

この楽しみを続けるために1月中にやるべきこと…
来るべき春のための備えですね。花粉の季節のためのハーブを用意。


 1.ネトル Urtica dioica
 2.ダンディライオンルート Taraxacum officinalis
 3.アーティチョーク Cynara scolymus
 4.ホーステール(スギナ) Equisetum arvense
 5.クミスクチン(ジャバ茶) Orthosiphon spicatus ( Orthosiphon stamineus )
 6.ペパーミント Mentha piperita

このハーブをブレンドし
500mLのペットボトルくらいのお茶を入れて
少しずつ一日かけて飲むようにしています。

このブレンドのハーブティーを飲み始めてから3年。

年を追うごとに
全くと言っても良いくらいに、あの花粉症の苦しさとは縁が切れました。


わたしの花粉症とのおつきあいはとても長く
20歳代の半ばから始まって、かれこれ、………年(笑)
同じ花粉症仲間の誰よりも早く始まり、誰よりも長く梅雨が明けるまで
マスクとティッシュと薬を手放せないような筋金入り。

それが、マスクも、ティッシュも薬も使わず
花粉の飛散量にもさほど神経を使わずに、シーズンを過ごすことができています。

マイブレンドのハーブティーと
アレルギーを出にくくする食生活を早めに実践し始めることで
アレルギーがひどくなるのを抑えることができているのでは無いかと思っています。

ハーブのケアは、お薬の治療とは違うので
誰にでも効果があるとは言えません。

でも、自分の体調や状態によく耳を傾けながら
根気よく必要と思われるケアを続けていたら

ある日、ふっと変化に気がつく。


ハーブのケアは、そんな感じでゆるやかに実を結びます。




2012/01/23

新月そして旧暦新年

お久しぶりです。
きょうは朔(新月)、そして旧暦の正月です。



陰暦では朔日は月のはじまる日といい
月立ち(つきたち)が転じて、ついたち
ですから朔日もしくは朔と書いて、ついたちと読むのだそうです。

旧正月は旧暦の二十四節気の雨水直前の朔日と続く数日間。
中国や東南アジアでは1月1日よりも盛大に祝いますし
日本でも旧正月を祝う地域もあります。


きょうはあいにくの雪ですが
横浜の中華街では春節を祝う催しがにぎやかに始まっているでしょう。


雨水は
雪が雨に変わり、降り積もった雪も解け始め春の兆しを感じ始める
だいたい2月19日頃。

その兆しをを待ちわびるように新年を祝うというのは
好いですね。

そう考えると

きょうの新月は
なにか新しいことへの切替えのタイミングという気配を
持たせた香りがふさわしいのではないかと思いました。


 澄んだ凛とした気概と陽光の明るさ、そして優しさと華やかさを合わせた香り。
 もしくは男性と女性と子供の無邪気さのすべてを持った香り。



青森ヒバ(翌檜) Thujopsis dolabrata
土佐小夏(日向夏) Citrus tamurana
シャクナゲ Rhododendron anthopogo


1:1:1のブレンド。

この香りで旧暦新年はどうでしょう。


------------------------------------------------------------------------------------------------------

今年は、ハーブやアロマやフラワーエッセンスについて
日常に則した、役立つ実践的なお話をして行こうと思っています。

昨年は、更新も滞りがちでしたが
今年はなるべく更新を密にいたします。

どうか今年もよろしくお願いいたします。