電灯を消し、小さな蝋燭を傍らに置いて
大きな満月を眺め、月の光を感じてみる。
月の光が作る影は、昼の影よりももっと濃く
奥行きの際立った立体的な世界を見せるような気がします。
満月の意味はいろいろあるのでしょうが
月の光の下で過ごしていると
視覚や嗅覚や聴覚や触覚のいつもは眠っている領域が開く感覚を覚えます。
きょう選んだ、月光浴の香りは
シャクナゲ Rhododendoron anthopago
月桂樹 Laurus nobilis
マートル Myrtus communis
甘くて鼻の奥が少しツンとするスパイシーな花の香りです。
そして、どこかエキゾチックな香りです。
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